2012年10月13日土曜日

メンヘラとSNS

今日も日々繰り返される、イイネ!の嵐。
以前このブログでも、2ch以外にネガティブを許容するSNSが必要では、と提言(?) したが、どうにもFacebookで承認欲求がダダ漏れてる書き込みを目にすることが増えた。

一言で言えば、「頑張ってる私」。この手の書き込みには、まず間違いなくイイネ!ボタンを押せなくなる私。お決まりの「鬱を励ますのは禁忌」を忠実に守っているからなのだが、ここで気になるのが、

SNSをやってるうちに、承認欲求が肥大化して病むのか、
もともと承認欲求が強いタイプの人間が、このようなSNSを利用するのか、

ということ。

僕の意見をはっきり言うと、抑うつの人は、気分が立ち上がっても、もうFacebookには手を出さないほうがいい。
 なぜなら、このツールを使った承認願望は、満たされることなく病んでしまったわけだから、一時的な気分の解放にしかならず、なにか根本的に他人とのコミュニケーションの方法を変えないと解決しないと思うから。

 家でパソコンの電源入れて、ページにアクセスして、イイネ!を押すだけの承認なんて、何ら努力のいらないものだ。手軽さの極致。リアルコミュニケーションの入り口としてのツール以上のものを求めてはダメだと思う。苦しければ、会って苦しみを分かち合う。一人でもいいから、苦しい自分を承認してもらう。そして、結局は孤独に耐える訓練を経験として積み重ねていく。

 メンヘラのSNSへの実名書き込みなんて、痛々しくて見てられません。

0 件のコメント:

コメントを投稿