2012年10月3日水曜日

京都・美意識 

今日も、「一冊の本」より。

成人式で、大岡越前の悪代官が着ている様な袴を若者が羽織るようになり、ゴスロリのような毒々しい「赤」が着物に使われるようになったころから、「地方発ヤンキー文化」は全国に広がり、席巻するようになった。

もともとの日本人の美意識は京都発のものであり、刻々と姿形を変える自然の美をテーマに、補色を幾重にも使った独特の染色技術が「伝統」として受け継がれてきていた。

それは、華道、茶道はもちろん、にしんそばにまでみられる「引き算の美意識」に他ならない。
 http://www.shimadadesign.com/?p=1024

ヤンキー文化は、地方発のファミレスみたいな広がり。
ブランド文化も、その延長でしかない。
ステータスと美は、もともと相性が良くない。

京風おでん、にしんそば、湯葉、出し巻き卵、鱧、鯛。
京都、惹かれます。本気で移住しようかなあ。

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