今日も、坩堝の電圧の話題。
音楽の坩堝のアルバムからは、いろいろな音が聞こえてくるのだけれど、沈丁花からあとの3曲には、岸田の想いが爆発していると思う。
のぞみ1号の最後
走れ、走れ、走れ。
のフレーズ。
幾度となく聞いているうちに、浮かぶ情景が、園子温のヒミズのラストシーンにシンクロした。
二階堂ふみの 「住田走れ、住田走れ」のシーン。
津波で荒廃した海沿いの道をどこまでも疾走する。
退廃の中に生まれた「生の衝動」。
音楽から映像がインスパイアされる経験をあまりしたことがなかっただけに、ちょっとびっくりしたけれど、この2人のクリエイターが、ポスト3.11 の世界と真摯に向かい合い、作品を生み出し続けている事と、それをリアルタイムに共有できていることをありがたいと思う。
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